[事例:測量関連]東急建設株式会社様

「Shinka×AEROBOソリューション」

― 東急建設株式会社 様 ―

東急建設株式会社 土木事業本部 事業統括部 ICT推進グループ
グループリーダー小島 文寛様と太田 啓介様にお話を伺いました。

東急建設のビジョンについて:

2011年4月1日以降、2020年に向けて新しい企業ビジョン「Shinka2020」を策定し、「Shinka(深化×進化=真価)し続けるゼネコン」を掲げてきました。これまで培ってきた技術・ノウハウに加え、既成概念にとらわれず、常に新しいことに挑戦していくことで、我々の真価を発揮し、社会全体に貢献していく、という想いが込められています。また、よく総合請負業としてゼネコンと言われますが、ビジョンに用いた「ゼネコン」という言葉には、本業である請負業の力を全国各地域で高めるとともに、「さまざまな事業領域に挑戦を続け、当社が新たなゼネコン像の確立をリードしていきたい」という想いを込めています。

https://www.tokyu-cnst.co.jp/company/vision.html

AEROBO製品を含め、新しい技術を柔軟に取り入れる:

当社は新しい技術を大変柔軟に取り入れてきた歴史があります。UAVに限らずですが、3次元測量は2012年くらいから、現場で積極的に使っていました。郊外や地方の現場ならUAVが便利ですが、都市土木も多いので、レーザースキャナーも出番が多いです。UAVの用途は、測量はもちろん、単純な定点撮影もします。どの現場も飛ばせるよう包括で飛行申請を行っており、現場ごとに合わせた使い分けができていると思います。UAV測量の現場では、AEROBO製品を自社内で使用したり、エアロセンスさんにお願いしたりして活用しています。自社メンバーだけでも、使い方に迷うことは全く無く、ソリューションとして完成度の高さを感じました。

4次元CIMが定着しつつある:

もはや3次元では十分ではありません。当社が扱う鉄道関係の切り替え工事などでは、4次元CIMがメインです。鉄道工事はそれこそ一晩で作業を完了させなければならないことも多いです。品質は言うまでもなくスピードがとても重要です。ステップ図を元として15分毎の4次元CIMモデルを作成し、工事シミュレーションやアニメーションも念入りに作成し、不具合や事前計画を確認します。これまでの2次元のデータと比較しても、作業員への周知の観点でも、工事の流れや資材や重機の動きが詳細に表現されるので、圧倒的にわかりやすく効率的です。さらに、現場のWeb Cameraと連動できれば、現況との比較も常に可能になりますので、進捗も可視化できます。こういったデータも必要性や便利さを現場の方も感じ始め、現場自ら率先して作成するなど良い動きが全国で出てきています。


(現場状況)

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「得意分野をもう一つ増やそう」と温故知新:

当社には豊富な施工経験をもったベテラン社員が多くいます。現在、こういった方々に率先して、「得意分野をもう一つ増やそう」ということで、新しい3次元ソフトの使い方を学んでもらい、これまで2次元で培ってきたノウハウを、ソフトを通じて、新しい世代に伝承することにも力をいれています。通常、新しいヒトに新しいツールを伝授する方が一般的ですので、業界でもかなり珍しいことと思われますが、実際には非常に筋が良いと思います。すでに20名以上の方がこのプラグラムを修了し、活躍されていています。このようなことも働き方改革の一つだと思います。こういった取り組みは昨年の土木学会で発表し、事業者様から講演依頼を頂いたりしました。

活発な社内コミュニケーションの秘密:

鉄道の沿線工事では、鉄道工事のすぐ横でマンション建築現場があったりと、土木と建築との融合・協力が必然的にできていると感じています。先程の、ベテラン社員と新しい世代との伝承の場面でも、自然と社内の縦横のコミュニケーションも増えますし、こういった一つ一つのことが、当社の中期経営計画でも明言されており、「従業員一人ひとりの能力や働きがいを向上させる」という、人材を大切にすることに繋がっているように感じます。あとは、秘密とまでは行きませんが、良い意味でOpenだったり、温厚な人が多いのも特徴かも知れません。

土木業界のこれから:

建設業界の土木の仕事は、インフラが存在する限り、その手法は時代や技術により変化しても、絶対になくなりません。生産性向上はもちろんですが、何より、「わくわく」「たのしく」仕事ができる、だからこそ良いものができるんだということを強く伝えたいです。様々な技術やツールが群雄割拠し、土木の仕事はこれからもっと面白くなりますよ!

今後、目指すべき未来:

Society5.0やCPSの高度化といった様々な戦略や変革が始まっていますが、これからの「当たり前」にしていくため、日々挑戦です。エアロセンスさんからも、新しい技術の提案はこれまで同様ぜひお願いします。今は激動の時代ですので、今最新の技術も一年後には陳腐化してしまいます。スピード感をもって状況判断をしながら柔軟にやっていく。それこそ、Small start, Quick checkを低コストでどんどん回していければいいなと思います。互いに誠実に高めあって行きましょう。

エアロセンスから東急建設様へ:

この度のインタビューで、御社の魅力的な社員の方々や現場の秘密を教えていただきました。生産性向上の先にある未来を明確にイメージされているように思いました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(TOP画像:土木事業本部 事業統括部 ICT推進グループ グループリーダー小島 文寛様(左)と太田 啓介様(右))

関連プレスリリース

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著者プロフィール

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エアロセンス㈱
営業担当 新井野翔子

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