[事例:測量関連]金杉建設株式会社様

「AEROBOマーカー×埼玉県発注の i-Construction 河川工事」

第1回「i-Construction大賞」優秀賞の金杉建設
AEROBO測量2.0を採用
― 金杉建設株式会社 様 ―

<AEROBOマーカーを使用しAEROBOクラウドで作成したデータ>

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金杉建設株式会社i-Construction推進室室長小俣 陽平様にお話を伺いました。

金杉建設様について:

当社は、2015年に国土交通省発注の築堤盛土工事からICT活用工事に着手しました。外注の管理システムによりICTを活用したのですが、外注のコストが大幅に増加したことと、当社の現場担当者がICT施工に対する技術向上が低いことが課題となりました。
2016年に国土交通省においてi-Constructionの取組みが開始されたことにより、当社では『ICT施工の内製化』を会社目標に定め、ICT施工に関するソフトとハードを自社所有し、ICT施工を実施しています。第1回「 i-Construction大賞 」優秀賞を受賞できたことにより、普段使いができるICT施工を目指しています。

当社で初の埼玉県におけるi-Construction河川工事:

今回の現場は、当社で初めて埼玉県でi-Construction仕様で行う河川改修工事でした。埼玉県発注の工事や、国土交通省のICT活用工事は数多く実績があるのですが、主要取引先の埼玉県でのICT施工ということで、発注者が理解しやすいICT施工を目標に施工を開始しました。

AEROBOマーカーの導入背景:

当社では2年ほど前はUAV測量を実施していました。UAV測量は標定点と検証点の設置に労力を要することと、画像を点群に変換処理する時間の長さがUAV測量の課題と考えていました。今回AEROBOマーカーを導入することにより、その課題を打破したいと思い、エアロセンスさんに相談しました。

現場への導入の決め手とその効果:

先ほどのUAV測量の課題から、当社では3Dレーザースキャナー(3DLS)を購入し、起工測量と出来形測量をICT施工において実施してきました。しかし、今回の現場は総延長1km、高低差の多い地形であり、3DLS測量では多くの労力と時間が掛かることが見込まれていました。しかし、AEROBO測量2.0と出会ったことで、UAV測量の課題と3DLS測量の労力と時間を全て解決してくれました。
AEROBO測量2.0では、AEROBOマーカーを使って、標定点と検証点の設置&計測を簡便化できること、AEROBOクラウドを使って画像解析を非常に早くできることが証明されたと思います。

今回は、3Dレーザースキャナー(LS)とAEROBOマーカーを使ったドローン測量(AEROBO測量2.0)の比較も下記のように実施しました。LSでは、点群の確認が安定してタイムリーに行えるメリットがある一方で、現場が広範囲だと測量に時間が掛かります。高低差があるとLSの据替えが多くなり、ターゲットの設置を含め測量に時間がかかることが課題です。AEROBO測量2.0では、想定通り、AEROBOマーカーを使って、標定点と検証点の設置&計測を簡便化できること、AEROBOクラウドを使って画像解析を非常に早くできることが証明されたと思います。従来のUAV測量と比較しても、大きな生産性向上が果たせます。

各3次元測量手法の所要時間の比較(築堤延長300mの場合)


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エアロセンスへの期待:

AEROBOクラウドは様々なデータがダウンロード可能ですし、AEROBOマーカーでは、基準点測量も始まり、機能の拡充がされていますので、今後の進化も楽しみにしています。AEROBO(機体)へは、連続飛行時間が向上する事を期待しています。風が強い現場だとバッテリーの消費も早いので、今以上に飛行時間が延びて欲しいですね。

i-Construction見学会を成功させて:

当社では、2018年12月20日に埼玉県の職員向けi-Construction見学会を実施し、エアロセンスさんにもお手伝いただきました。参加者は20人にも及び、多くの方にi-Constructionについて、当社の取組みやエアロセンス及びAEROBOソリューションについて知っていただけたのではないでしょうか。全国的にも、まだまだICT施工が定着していないと感じられるため、これから理解を深め、水平展開していけるよう、精いっぱい頑張りたいと思います。

見学会の様子PC200023.png

エアロセンスから金杉建設様へ:

第1回「i-Construction大賞」優秀賞を受賞されている金杉建設様と現場をご一緒させていただくことで、私共も現場のことだけでなく、ICT建機や測量前後のデータ作成と活用について大変学ばせていただきました。誠にありがとうございます。常に新たな取組みを積極的に取り込み、品質の向上とお客様への満足度向上を絶え間なく求められている皆様と、今後もお仕事をご一緒させていただけるよう、弊社一丸となって精進してまいります。

関連プレスリリース

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著者プロフィール

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エアロセンス㈱
営業担当 新井野翔子

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