[事例紹介]株式会社小原建設様


「AEROBOマーカー×ICT 活用工事」

建設会社で測量の完全内製化を進める  
―   株式会社 小原建設 様   ―

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小原建設代表取締役専務 小原学様にお話を伺いました。

小原建設について:

当社は、岩手県北上市で三陸復興道路の建設といった国営土木工事や、工場倉庫の設計・施工といった建築工事を展開している建設会社です。昭和32年の創業以来、順調に進展し、従業員数98名(平成29年6月、グループ会社含む)、売上高47億円(平成29年6月)。「会社と社員の共存共栄」を社是に掲げ、社員一人ひとりが建設業に情熱を注いでいます。

ICT工事の取り組み:

土木工事は公共工事が大半を占め、当社ではその中でも国土交通省発注の工事比率が県内トップクラスです。国土交通省の工事は、県や市と比較し求められる技術レベルが非常に高いと言われていますが、当社ではそれに応えるべくICT(情報通信技術)を積極的に取り入れています。

建築工事は民間建築が大半を占め、当社ではその中でもシステム建築工法の施工実績が東北トップクラスです。システム建築工法は工場や倉庫の建設を「早く、安く、高品質」に設計・施工する工法で、今後数年で業界標準工法になるであろうと言われています。

ドローンの取り組み:

2010年、社内に7名で情報化施工委員会を設置し、年3回程度の検討会を実施しています。委員会で議論を重ね、以後、ワンマン測量機(自動追尾、GNSS)の導入を皮切りに、ドローンを現場に配備、ICT建機も導入し、積極的に現場で使用しています。

AEROBOサービスを使用したきっかけ:

すでにICT建機(マシンコントロール型)を活用した現場は12箇所になりますが(2018/6現在)、UAVによる起工測量や出来形計測は精度や人員やりくりの都合から、外注としていました。その場合、どうしても、事前の現地確認や実際の計測の日程調整に苦慮したり、当日の悪天候などで日程を再調整する必要があり、手間暇がかかります。その中で、自社でドローンを所有し、現場の都合に合わせて、計測・3次元化を簡単にできる技術を探し始めました。条件としては、社内で計測専門の部署や人員を用意するのではなく(それだと外注と同じ課題が残る)配置された現場人員内で簡単に操作(自動飛行など)できることになります。「ドローン測量」で検索をしていたところ、エアロセンスさんを見つけ、当社の課題解決に直結すると思いました。

AEROBO製品について:

AEROBOは使いやすく、AEROBOマーカーの精度は非常によく、AEROBOクラウドの結果出力は早くて使いやすいです。一方で、GPS測量機器にはつきものですが、GPSが入らない場所での他の測量機器との使い分けやマーカーを設置する以上、回収については準備が必要です。

今後エアロセンスやAEROBO製品に期待すること:

準天頂衛星システムができれば、さらに高精度になることや、先ほどのGPSが取得できない問題は解決できるかもしれません。また、AEROBOクラウドは、他社製品と比較し、本当に簡単・爆速で、使いやすいので、他ソフトとの連携を進めてほしいです。

マーカーの設置数や回収の問題は、ドローン測量自体の課題なので、今後マーカーレスAEROBOで精度±5cm実現を楽しみに待っています。

エアロセンスから小原建設様へ:

AEROBOマーカーのコンセプトに感激いただき、ご使用いただき、ありがとうございます。建設会社様ならではのご視点から、様々貴重なご意見をいただきました。開発に活かしてまいりたいと存じます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(各現場でAEROBOマーカーを置き、生成されたオルソ画像)

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本事例に記載の情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

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著者プロフィール

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エアロセンス㈱
営業担当 新井野翔子

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