[ブログ]ドローンによる革新的な点検作業をメリットとともに一挙紹介!

ドローンによる革新的な点検作業をメリットとともに一挙紹介!

ドローンは公共インフラや各種施設での点検作業において活用が進んでいます。ドローンならではの性能を活かして、今までの点検作業とはまったく違った革新的な手法が取り入れられています。ここでは、実際の活用事例やメリットを取り上げて、ドローンによる点検作業の可能性を探ります。

4つの事例で見る点検作業

省力化や時間短縮、さらには高所など危険な場所で活躍するドローン。ここでは4つのシーンを紹介し、ドローンによる点検作業の有用性を見ていきます。

①  公共インフラ

2020年の東京五輪に向けて、政府は国内の公共インフラを点検・整備する必要があります。そこで白羽の矢が立ったのがドローンによる公共インフラの点検作業です。ドローンによる点検作業は、コスト削減と時間短縮につながり、橋や高速道路といった高所にも対応できるので、活躍の期待が高まっています。またドローンを利用することで企業の話題性にもつながるといった副産物もあり、実際に公共インフラの点検・整備にドローンを起用する企業は増え続けています。

②  外壁点検

建物の点検は、耐久性や資産価値を維持するために重要なことです。これまで外壁点検は、点検作業の前に建物の周りに足場をつくり、人の手によって行われていました。しかし、ここにドローンを導入することで、足場をつくる必要がなくなり、コストを大幅に削減できます。また、ドローンに遠赤外線の特殊なカメラを取り付けることで、小さな損傷や雨漏りを見つけやすくなり、建物の維持に役立っています。

③  太陽ソーラーパネル点検

太陽ソーラーパネルは重要なエネルギー源として設置数を増やし、その範囲も広がっています。現在もパネルを一枚一枚点検している企業もありますが、点検には時間も労力もかかるものです。ドローンによる点検は時間と人員を抑えられるだけでなく、ホットスポットと呼ばれる異常に熱を取り込んでいる箇所や、機能が停止している部分がないかを赤外線カメラを使用して見つけられます。ドローンによる点検を取り入れたことで、これまで4〜5日かかっていた点検が、たった1日で行えるようになりました。点検だけでなく、清掃にも応用できる機体も増え始め、需要はますます高まるばかりです。

④  災害調査

大雨や地震などの自然災害時における点検作業でもドローンは活躍しています。2016年の「熊本地震」、2017年の「九州北部豪雨」「秋田豪雨」などでも被災状況を速やかに調査・点検するために、ドローンが投入されました。また、今後首都直下地震が発生したときに、道路の被災個所を点検するためにドローンを最大限に活用する取り組みも進められています。

需要が増え続けるドローンによる点検作業のメリット

点検作業をドローンで行うことで、さまざまなメリットを享受できます。ここでは下記の3つを紹介します。

コスト削減・省力化

すでに見てきたように、ドローンを活用することで、今まで必要とされてきた設備などが不要になります。建設現場における足場や測量現場におけるトータルステーションなどです。また、省人化も期待できるので人件費が削減できます。点検や測量現場などでは、今までの手法に比べてより少ない労力で、計測やデータの分析が行えるようになっており、省力化も実現しています。

大幅な時間節約

建設現場や点検現場などにおいて、資材管理は最も重要な問題のひとつです。資材置き場のどこに何がどれだけあるか、また昨日と比べて資材が減っていないかなども、ドローンとAIで緻密に管理ができます。現場は広大なエリアにまたがっているケースが多いため、人手で管理するには手間がかかり、正確性にも欠けます。これをドローンによる上空からの管理に代えることで、大幅な時間短縮につながります。

人による高所作業が不要

橋やトンネル、高層ビルなどの点検作業は、高所で行うケースが多く、作業の難しさもさることながら、人的な安全性の問題も出てきます。事故につながる高所での作業をドローンが代替することで、安全性の向上が図れます。

最先端テクノロジーで広がる可能性

ドローンと最先端テクノロジーを組み合わせることでその応用可能性は一層広がります。

高精細画像・オルソ画像・3次元画像

ドローンとさまざまな最新のソフトウェアを使用し、高精細画像の4Kや、位置ずれがなく真上から見たような凹凸のないオルソ画像、さらに3次元画像など、あらゆるデータが取得できます。またそのデータの応用可能性も広がっています。例えば、オルソ画像では、位置や面積、距離までを正確に計測することが可能なため、測量現場で有効活用されています。

センサー対応などのカスタマイズ性

一般販売されているドローンの中には、障害物を感知して回避するセンサー機能が搭載されているものがあります。また、GPS機能があるものはセンサーで機体を制御し、自律飛行が可能なため、比較的簡単に操縦できるようになっています。

クラウド連携

飛行撮影後のデータをクラウドにアップロードし、自動計算して3次元データを生成することもできます。データはクラウド上に保管し、いつでも自由にダウンロードすることができるため、大量のデータ管理にも役立ちます。通常のWEBブラウザで操作できるのも利点のひとつです。

人工知能(AI)・ディープラーニング

ディープラーニングとは、コンピュータ自らによる学習のことで、音声の認識や画像の特定などを実行できるようにコンピュータに学習させる手法です。人工知能(AI)とも呼ばれるこれらのテクノロジーをドローンと組み合わせることで可能性が一層広がります。例えば、ドローンはある一定の場所の地形の規則性などを学び、点検、測量する範囲を自ら決めることができるようになります。高度な分析が自動的に行えるので、作業効率が飛躍的に高まります。

まとめ

今やドローンはあらゆる業界で利用され、今まで以上にビジネスを加速させています。特に危険が伴う点検作業ではドローンが持つ高い能力がいかんなく発揮されます。今後も最新のテクノロジーと連携することで、その活用の幅がますます広がっていくでしょう。あなたが働く企業でも、意外に活用できる機会があるのかもしれません。

 

参考:

著者プロフィール

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エアロセンス㈱
メディア担当

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